小説の書き方講座……じゃなくて書けない原因を取り除く講座! プロローグ
はじめに
ダビデ像の制作秘話知ってる?
ダビデ像を作ったミケランジェロは、この創作をする時に、どのように作ったかご存じですか。それはダビデらしくない物をすべて、排除していったらしいです。つまり、ダビデってどんな感じかという問いには、みんなの理想的な物が含まれたバラバラの答えが返ってくる、けどダビデらしくないのは、どんな感じかという問いには、だいたい同じ答えが返ってくるという事です。残った物はダビデという事ですね。
この講座の意味をまず説明していきたいと思います!
小説の書き方を説明している書籍やインターネットのページは、おそらく見た事があると思います。いわゆる、シナリオの考え方や、キャラクターの作り方、世界観の設定の作り方などなどですね。
そういった物って、それぞれ理想的、あるいは自分にとって最適な創作方法を紹介してるだけで、あなたにとって最適な創作方法ではない可能性がある訳です。
書けない人は、書けないからこそ助けを求めて、そういう物を読み漁っているはずです。しかし、人の理想やその人が成功した最適な方法を見ても、解決策にはならない。
そもそも、小説を書ける人というのは、書き方をよく知っているのではなく、書けない原因を上手く取り除いてるのです。あるいは偶然、原因を避けています。それに気づかず、創作論を無理やり文章化してるわけです。
小説は基本的に自由です。どんな事を書いてもいい。書き方なんて人それぞれなのに、創作論という物に頼ろうとするから、より迷宮にハマる。最低限の基本と、あとは自分の想像力さえあれば、小説は書けるのです。
つまりどういう事?
つまりは小説の書き方はもう勉強して、身につけているのだから、書けない原因を取り除く事で、小説は書けるようになるという事です。逆転の発想ですね。
言いたい事が伝わっているか心配ですが、こういう考えの元、いろいろ方法を紹介していきます。
使用する方法は
私はいろいろな書籍を読んでいます。そしていろいろな事を知りました。この講座はそんな知識を応用して、書けない原因を取り除いていく方法を考えていきます。
実際に私が実践している物なので、全く効果がないという物は無いはずです。
具体的にはマインドフルネスやメンタル術、自己啓発系のビジネス書の方法ですね。
今回はここまで
次から本格的に書いていきます。よろしくお願いします!
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